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「NPO法人みらい有明・不知火」は、研究者・技術者 集団の特定非営利活動法人で、2002年6月に設立しました。

ご挨拶

有明海・八代海は閉鎖性が極めて高い内湾であり、周辺に多くの都市部や農村地域を抱え、本来陸域から輸送される種々の物質負荷により富栄養化や汚染が進行しやすい海域であると言えます。これらの海域では、近年、栄養塩類や有機物の流入量は減少傾向であるにもかかわらず、回復の兆候を見せずに悪化の傾向を示しています。

この意味で、自己修復機能はかなり低下しており、環境劣化の負のスパイラルに入り込んでいると懸念されます。海域環境の劣化が著しい一方で、有明海・八代海は、台風の常習地帯でもあります。強風、豪雨による洪水、土砂災害、また高潮・高波等の海象災害に悩まされ続け、防災・安全対策は、欠かすことができません。

その反面、高潮対策のための海岸堤防等の建設が自然環境を阻害している面も見られます。すなわち、有明海・八代海では、「環境」と「防災」という相反する課題に直面している事実があり、環境あるいは防災のどちらかを選択するというような単純な課題ではなく、如何にして、この相反する、環境と防災に対処していくかという新しい課題があることを見据えていかなければなりません。

巨大化、頻発化の兆候が著しい自然災害に対し、“災害に強く、安全でかつ環境と調和した、個性ある地域創り”を実現するためには、この課題に対して総合的な検討を、緊急かつ積極的に行わなければなりません。そして、次世代の人たちに「この大切な海を守り、伝えていく」ことが我々の使命であると考えています。

「NPO法人みらい有明・不知火」は、有明・八代海の沿岸域における「環境の再生・維持」と「海岸の防災・保全」に対処し、かつ、地域特性に応じた沿岸域の創成を目標に、2002年6月に設立しました。本法人は、学術・技術的な調査研究とともに、一般社会への環境・防災教育を中心に活動を行っております。

さらに、地域住民や行政機関などとの連携を深めて、海域環境の再生や防災に関する事業支援活動、海域の環境と防災に関する「診察」「診断」「治療」を行う「海の総合病院構想」の実現に取り組んでいるところです。


                                                      NPOみらい有明・不知火理事長
                                                      熊本大学名誉教授
                                                      滝川 清(Kiyoshi Takikawa)