令和元年8月19日(月)熊本県立劇場・大会議室において、「熊本県沿岸域再生の現状と展望」と題したシンポジウムを熊本県沿岸域再生官民連携フォーラムとの共催で開催いたしました。
本シンポジウムは、八代海に関わる長年の研究・調査成果に基づき取り纏めた「八代海再生へのシナリオ」の刊行報告とともに、各種団体や行政機関等による沿岸域再生の取り組みを紹介し、熊本県沿岸域再生の現状の理解と今後への実効性のある方策を議論したものです。
・シンポジウムの次第
1部 刊行報告
「八代海再生へのシナリオ」刊行報告
2部 活動紹介:パネルディスカッション『熊本県沿岸域再生の現状と展望』
第1セッション 「海の再生への取り組事例」
『環境省の役割』
『八代海及び有明海の再生に向けた熊本県の取組み』
『海洋環境整備船「海輝」「海煌」の取り組みについて』
『球磨川河口域・汽水域におけるヨシ原の再生について』
〇有明海関係
『荒尾干潟の魅力を広げていくための取組』
『カニの胃袋から海洋プラスチックゴミの問題を考える』
〇八代海関係
『アマモ場造成に向けた農業気象学の役割~芦北高校林業科アマモ班との連携で始まる取組例』
『干潟生物調査を通した環境教育と地域興し』
第2セッション 「パネルディスカッション」
○コーディネーター「シンポジウムのねらいと海の再生について」
熊本県沿岸域再生官民連携フォーラム顧問 古川恵太氏
○パネリスト
滝川企画運営委員長、国土交通省熊本港湾空港整備事務所、環境省九州地方環境事務所
、国土交通省八代河川国道事務所、熊本県環境立県推進課
○八代海関係
㈱ アグリライト研究所代表取締役 園山 芳充氏、ひのくにベントス研究所長森 敬介氏
○有明海関係
熊本県立岱志高等学校理科部、荒尾市環境保全課
●パネルディスカッション「さらなる一歩に向けて」のまとめ
●このシンポジウムの「パネルディスカッション」での発言のまとめを踏まえ、以下の主体的・積極的活動の宣言が行われました
崎元フォーラム議長
滝川理事長(フォーラム企画運営委員長)
第1部 刊行報告
第2部 討論会(セッション1)
2部パネルディスカッション(セッション2)